うまのる ー初心者の乗馬の手引きと記録ー

うまのる ー初心者の乗馬の手引きと記録ー

就職してから乗馬・馬術を始めた社会人の乗馬記録です。クラブ、道具、技術、ライセンス、競技会などの情報に触れる一助になれば!

乗馬(馬術)は危険?安全?-③ 落馬3大シーン障害編 怪我を避けよう!

落馬シーン 障害編

①急停止


落馬 乗馬

0:17~

 

www.youtube.com

0:22~

 

障害の定番落馬シーンである急停止です。

 

急停止の原因は色々ありますが、大筋としては障害を飛ぶという勇気が馬に足りないケースが多いと思います。人間がバランスを崩して馬がとべない!と思ってしまったり、単純に勢いが足りなかったり、コースの選択が悪かったり。

 

一つ目は人間が前のめりすぎです。飛ぶのは人間ではなく馬なので、飛んでいるときは人間は馬の邪魔にならないように上に体を持っていくだけでよく、前に体をもっていく必要はありません。体を前に持っていくと、急停止してしまったときにそのまま流されて落ちてしまいますし、馬がバランスを崩して急停止を誘発してしまいます。

 

二つ目は人間が何もしてないがゆえに落ちました。姿勢から落ちるような不安定さ感じないので、もう少し太ももで挟んでいれば耐えることができたような。

 

※馬体への負荷を考慮する必要はありますが、馬の首に手をついてもよいのではと思ってしまいます。落ちるよりはいいような。だめなのかなぁ。

 

②タイミング崩れ

www.youtube.com

0:22~

 

あぶねぇ!

 

たぶん結構高い(100cm前後?)障害を飛んでいるので初心者でこんなことになるのはちょっと考えにくいですが、馬の跳躍に対して人間の障害姿勢が遅れてしまうことはよくあります。

 

自分はこれが一番多いです。落馬する!と思ったことはありませんが、コースで幾つかの障害を走っている最中にこうなってしまうと次の障害までに体勢を戻すのがしんどいです。馬のバランスが崩れたり、馬の不安感をあおってしまい、急停止を誘発してしまうような気がします。

 

③スピードの出すぎ

www.youtube.com

1:25~

 

これもあぶねぇ!

 

障害コースは飛べていますが、ヒートアップした馬の加速をとめることができず落ちています。動画を見る限りかなりの速度がでっぱなしですね。

 

障害をはじめて暴走されるというのは障害初心者あるあるですね。ある程度スピードを出す必要があるので馬を追い続けるとどんどん馬が軽くなり、ある所で乗り手が制御できる点を越えてしまうイメージがあります。

 

※冷静になってバランスバック(後ろへの重心移動)したらよいです。このとき、手綱を強めにとまるまで使うことが求められることがありますが、一方で両手を使って力いっぱい引いてしまうと逆に馬が引き返してきてさらに加速ということもありますので、両手を交互に使うなどの工夫が必要です。

 

 

以上、2ページにわたって落馬シーンを紹介してきました。youtubeには色々な動画があるので気になることがあったら検索してみたらよいと思います。

乗馬(馬術)は危険?安全?-② 落馬4大シーン馬場編 怪我を避けよう!

落馬による怪我の原因分析

 

乗馬中の怪我は落馬が原因のものが多いです。発生件数を見ていると、乗馬(馬術)は安全が常に担保されているスポーツではありません。

 

tannta.hatenablog.com

 

ただ、練習中に何回も落馬するかといえばそんなことはないです。私自身、4~5年乗っていて落馬は1度ですし、特に馬場では落馬シーンなんてほとんど見たことありませんし、落馬で怪我をした人も知りません。自分しか。。。

 

つまり、怪我の中で原因ランキングトップの落馬であっても、落馬の確率やそれによる怪我の確率も低いんだと思います。

 

ただ、これは普通に練習していたらだいたいは落馬経験がなく、落馬によるダメージを最小化する練習がつめないことを意味します。自分の経験によるバイアスは大きいですが、落馬による怪我のイメージは、だいたいの落馬はたいしたことないけど不意に”危ない落馬”に襲われ落馬時のダメージ軽減能力がないゆえに怪我をしてしまう、という感じです。

 

落馬による怪我を避けるためには

 

1つはダメージ軽減能力のupです。たとえば、競馬の騎手は万が一の落馬に備えて受身の練習を行うと聞いたことがあります。

 

しかし、これは一般のライダーが行うには難しいです。受身の練習なんて普通はできませんし、落馬経験を増やして練習というのはなおさら無理です。

 

そうなるとやはり怪我をしないためには落馬を避けるしかありません。もっと具体的にいうと落馬の一瞬手前でそれを察知し、落馬しそうになっても耐えることができるようになれば、怪我の可能性をぐっと引き下げることができるようになります。

 

ただ、このページでは「銃で撃たれてもよければ怪我をしない」というような若干の無茶振りめいたことが書かれています。そんな情報を頭に入れてもしょうがないわいうのはもっともですが、「知っている」ことは思いのほか重要と思っています。どんな落馬のパターンがあるのか、対処法としてはどんなことが考えられるのか、をつらつらと書いています。

 

 

落馬の予兆を捕らえる

 

落馬の一歩手前で察知するにはどうしたらよいのかというと、まずは落馬の典型的なパターンを知ることが第一歩だと思います。自分がヒヤリとした経験を元に、それに近い状態になっているものをyoutubeにあがっている動画を元にいくつか紹介します。

 

(以下、※部分のところは1級ライセンスを取っただけの人間が書く超個人的な見解で、正しいかどうか自信がありません。ひとつの意見として参考程度にとどめておいてください。)

 

①馬の躓き

 


2018.6.30落馬失権 なのはなと美江※A2課目

 

落馬シーンは2:23~

 

駈足の最中に馬が躓いて落馬してしまっています。A2ということで2級ライセンスレベルの実力で、たぶんこのレベル帯相応の実力をもった方ですが、不意打ち気味の躓きになすすべもありません。

 

手綱をしっかりと持ち基本をこなしているからこそ上体が引っ張られていますが、落馬後も手綱を持っていたため頭を打つなども起こっておらず、大事には至っていなさそうです。

 

この動画では落馬した悪い例のような書き方になってしまっていますが、この①手綱をしっかりと持つ②落馬後も手綱を離さないことで頭から落ちるのを防ぐ or 脚だけが馬具に引っかかり引きずり回されるのを防ぐ、というのはとても重要なことと教えられます。初心者の方は覚えておくべきことでしょう。

 

※どうしたら落馬を避けれたかを考えると、馬の首に手をついて前に振られた体を支えてしまってもよかったような気がします。ただ、馬に負担をかけすぎるのもよくないですし、難しいところです。

 

※あとは、綺麗に乗るために少し体をカチカチに固めすぎているのか、体全体でリズムを取っているのか、腰より上の柔軟性を使えておらず躓いた後は何のリカバリーもできていないように見えます。太ももで馬体を挟み込むことで土台をしっかりと作れば上体が引っ張られても立て直せるとも思うのですが、筋力的に女性には厳しいかも?

 


ティアラ駈歩で落馬

3:55~

 

馬が躓く原因としては馬が前傾姿勢になる、頭が下がりすぎるといったことがあげられます。この動画はそれっぽい感じがしますね。手綱が緩み過ぎないようにしましょう。 

 

②人間のバランス崩れ+遠心力

 


2011/11/23駆け足の練習中初落馬

 

0:40~

早足から駈足の切り替えでバランスを崩し、急停止で止めをさされてしまいました。体重が軽いせいか、運動神経がいいのか大事にはいたっていません。

 


白河乗馬同好会 SM1号落馬

 

1:50~

たぶん結構スピードがでて制御不能に近い状態ではないのでしょうか。落馬しそうなのに雰囲気が明るいのがちょっとおもしろい。

 


6月3日の落馬

 

1:16~

障害競技ですが、馬場でも起こりうるのでこちらで紹介します。落ちた人間に馬が驚いていることが分かります。馬は落馬した人間を「いきなり現れた何かと」理解しているような気がします。

 

馬術では円運動を多用しますが、それによる遠心力が落馬につながります。1つめ2つめのように徐々にバランスが崩れ外側に放り出される場合と、3つめのようにスピードが出てしまったために一瞬で遠心力に食われるケースがあります。

 

どれも落馬寸前にはからだが外側に傾き、外側のほうに体が乗ってしまっているのが分かります。駈足のリズムが崩れるとある瞬間でふわっと体が外に流れてしまい、遠心力にとらわれリカバリーが難しくなります。私は朝の練習でボーっとしてしまい、ひやっとしたことがありました。

 

※イメージ的にお尻(体の重心)が外側にずれすぎて落ちるので、鐙に頼りすぎず、やはり太ももではさみ安定をはかることが重要です。(馬にしがみつくのとは違う)あとはバランスというか体の傾きですね。

 

ちなみに二つ目のように柵にぶつかるのが一番危険だと思います。馬場は落ちても意外とやわらかいのですが、柵の上に落ちると体の横から丸太で殴られたようなシチュエーションになってしまいます。エアーバッグ式プロテクターでは防ぎにくいのも恐ろしいところのひとつです。

 

③驚く


fall from a horse(落馬)

 

0:20~

 

鳥に、落ち葉に、車に、人に、馬は人間が思う以上に繊細です。並足中も気をつけましょう。驚いたあとすぐに落ち着くことが多いですが、上にあげたものと違って急な方向転換を伴うので反動を”抜ききる”のが難しいです。動画でも馬の動きが落ち着いたあとに落ちています。

 

※このような動きでよくあるのが、馬の急な動きで人間のお尻が突き上げられ、バランスを崩すパターンです。個人的には障害のときのように立ってしまえばいいと思うのですが、馬場の練習だけではやらない姿勢なので初心者にはなかなか対処しづらいです。

 

④馬具の破損

 

www.youtube.com

 0:24~

 

なかなか避けにくいものではありますが、古くなった道具は新しいものに変えましょう。

 

以上、落馬4大シーン 馬場編でした!

 

次は障害編です。

 

tannta.hatenablog.com

 

乗馬(馬術)の楽しさと苦しさ① 苦しみの原因とは?

進歩しない苦しさと、進歩したときの楽しさ

乗馬暦4~5年ほどで、1級ライセンスも無事取得でき、楽しいですし、一生の付き合いになる趣味になると思っています。

 

ただ、常に楽しく乗馬に向き合ってこれたわけではありませんでした。趣味に苦しむ必要があるのだろうか、何で馬術を続けているのだろうと悩むこともありました。

 

もしかしたら、このページを見ていただいている方の中にも上達に関して悩みをもっている人がいるかもしれません。私が壁にぶつかっていたとき、何を考えていたか、どうやって乗り越えたかを書きたいと思います。よりよい馬術ライフの一助になれば幸いです。

 

(ちなみにライセンス取得を目指すような初心者向けの記事となり、あまり高度なことは書いていません。)

 

 

結論からいうと、練習の質と内容を変えました。

 

練習量、練習のペース、マンツーマンレッスンの受講、カメラの利用

 

内容

障害レッスンの開始

 

 

苦労の原因

馬術というのはほかのスポーツとは明確に異なる点が2つあり、それが苦労やひいては挫折感につながっているように思います。

 

①学校教育に含まれていない

 

似たようなことをやったこともなければ、自分よりちょっとうまい手本となるような人もなかなかいません。比較対象がないことで、進歩がとまったときにそれはよくあることなのか分からず、霧のなかをさまよっているような感覚を覚えます。

 

そうなると、自分には向いていないのでは?これ以上がんばっても無駄なのでは?とモチベーションを保つことが難しくなりました。

 

だって自分だけ駈足出せないし、これって自分がだめだから?みたいな。今思えば皆つまづくとこなんですが、なんか勝手にナーバスになっていました

 

 

②馬という相棒の特殊性

 

馬術は馬と一緒に行うスポーツです。だからこそ楽しいのですが、馬によって、あるいは馬の気分によって、正解となる人間の動作が異なりうるという特有の難しさがあります。手綱の長さにあまり興味がない馬もいれば、長すぎても短すぎても嫌という馬もいます。

 

私は多いにこれに悩みました。多くの人がそうだと思うのですが、勉強にしてもスポーツにしても”同じこと”を”同じように”できるまで、地道な反復練習をこなして成長するモデルをとってきました。

 

馬術に関しては単純に同じ動作をするだけでは駄目で、「うまく乗れる馬と同じ乗り方をしても別の馬には通用しない」「この前うまく乗れたのに今回はうまく乗れない」といったことが頻発していました。

 

この経験が自分の引き出しを増やすことになるので、絶対に必要な経験ではあるのですが、それは乗り越えた今だから言える成功体験であって、渦中にあったときはうまくいったら自信をつけ下手なまねをしたら不安になりの繰り返しでした・・・

 

 

対策

①に関してはひとえに知識が足りない(馬術はやはりマイナーなので公開されている知識が少なすぎる)のが原因です。これくらいのペースで進んでいる人がいる、というモデルを知るだけでずいぶん精神的に違うのではないかと思います。

 

私の鞍数と何をやっていたかを簡単にまとめた記事がありますので、参考にしていただければ。

 

tannta.hatenablog.com

 

 

tannta.hatenablog.com

 

 

tannta.hatenablog.com

  

そのほか、鞍数と練習内容をブログにして公開している人は思ったよりも多いです。馬術 ブログ」「ライセンス 馬 ブログ」など、気になるワードに「ブログ」を足して検索してみましょう。

 

たぶん皆、意識するにしろしないにしろ、馬術の情報量の少なさに不安感を持っているのではないかと思います。

 

こうしていくと、人より成長速度が遅かった場合、それに落ち込んでしまうという別の不安要素が生まれてしまう可能性がありますが、これに一喜一憂する必要はありません。経験値(鞍数)に対しての能力や練習内容は人、馬、クラブそれぞれですので、そこに一喜一憂する必要はありません。

 

たとえば少ない鞍数で駈足をやっている人がいたとして、その人がうまいかどうかなんて分からないのです。単純に早足や図形を綺麗に書く練習をすっとばしている可能性だって大いにあるのですから。

 

書いていることに矛盾が生じているような気もしますが、重要なのは他人の成長経験を知ってみると、意外と不安がなくなりますよ、ということです。

 

 

成長の速度に差がない!というのは流石に嘘になってしまいますが、自分自身の経験やほかの会員さんのケースを見聞きする限り、年齢や身体能力、適正にかかわらず、1級ライセンスまではたどり着くことは可能だと感じています。

 

 

 つづく!

馬術(乗馬)にかかる費用

どれくらいの費用が必要なのか

 

馬術というのはなかなか珍しい趣味で、馬にのるというとすごく経済的なハードルが高い印象があります。実際はどうなんでしょうか。

 

ライセンス取得にかかった費用

5級ライセンス  ;1~2万円

3級ライセンスまで;100万円

2級ライセンスまで;+70万円くらい

1級ライセンスまで;+30万円くらい

 

(上記はレッスン代+月会費などクラブ会員費用+ライセンス取得費用)

 

ライセンスをとった時点でどれくらいのお金を使っていたかを家計簿から算出しました。5級ライセンスは大手クラブの下記のような取得コースに参加したので安いです。

tannta.hatenablog.com

 

1級ライセンス取得には4年かかったので、月平均5万円前後でした。私の場合、一時期乗馬にはまり、毎週土日に乗れるだけ乗っていたので高くなってしまいました。

 

後述しますが、月に2~3万円で続けることも十分可能です。

 

費用

初期費用

入会金      10万弱~円

道具代      安いもので揃えると2~3万円

 

継続費用

年会費・月会費  数千~数万円/年・月

レッスン代    2000~4000円/回

 

馬術をはじめるにあたって驚くのは入会金です。これが馬術=高い趣味になってしまう原因ではないかと思います。一方で、会員になってしまえば、レッスン代は想像より低いのではないでしょうか。

 

乗馬クラブクレインだと、入会金15万円、月会費1.5万円、レッスン代2000円/回のようです。

www.uma-crane.com

毎週2鞍前後乗ると月に2~3万円くらい。大手も採用していますしこれくらいがスタンダードでしょう。

 

毎週2鞍と書くと少ない感じもしますが、月に8鞍、年に96鞍です。馬術クラブのQandAを見ていると100鞍というのが3級取得の目安になっているようなので、1年ちょっとで4級→3級取得という成長モデルが可能です。

 

クラブとしても、それを狙った料金設定にしている感じもします。ライセンスをとるのに、1年なら月5万円はちょっと高いし(っていうかほぼ家賃)月2万だと2年というのも長すぎる。かなり多くの人が始める前に諦めるでしょう。そこで月に数万円の頑張ればなんとかなりそう感。

 

中小のクラブも考えるとより選択肢が広がります。だいたい、都心に近いほど高く、離れるほど安いです。

 

都心からある程度の距離があるクラブのほうが広い土地を持っている傾向があるので、私としては郊外のクラブのほうがいいのでは、と感じています。東京近辺だと、広い土地が必要な障害競技はやっていないクラブが多いような気がします。

 

実際、栃木や茨城のクラブで都内23区にすんでいる人に会うことはよくあります。

 

道具は馬術界隈だとピンきりなので判断が難しいですが、極力安いもので揃えると、という値です。やはり靴と鞍が本当に高いものは高い。鞍は計算に入れていません。

 

 

習い事として

費用はスポーツジムよりはやや高く、英会話スクールと同じくらい?まとめてみて感じますが、やはり習い事としてはそこそこお金がかかってしまうことは間違いありません。

 

一方で、動物とのふれあいを感じながら、かつ、ある程度の運動量を保てるというのは大きな魅力です。 許容可能な経済的負担を定め、続けていく価値はあると思います。

 

今日のうまのる

 

誰でも気軽にできるなんてきれいごとは言わない。

でも、ひきつける何かはある。

どのくらいで何ができるようになるのか3 ~1級ライセンス取得~

~4年目秋(~440鞍)→1級ライセンス取得

・障害と馬場をおりまぜつつ練習を進めました

・メインの課題はハミ受けです

・強いコンタクトが重要な馬、逆にコンタクトをとりつつも”前をあける”ことでいい状態になる馬、いろいろな馬がいることが分かってきました

・コンタクトの強さ”だけ”や手綱の長さ”だけ”という一元的な感覚があったのですが、そうでなく、適正なそれらの組み合わせが重要なのではないかと感じています

・ただ、いまだにハミ受けをすぐに決めることはできず、まだいまひとつ分かっていません

 

・秋ごろに馬場の1級ライセンス試験をうけ、無事、合格しました(300鞍)

・反対駈足(ex.右周りのときに左回りの足運びで駈足をする)やシンプルチェンジ(ex.右手前駈足からなみあしに落としてすぐに左手前駈足)というそこそこ難しい動きもありましたが、これも合格するだけなら2級ライセンスを取った240鞍くらいの実力でも合格できた気がします

・A2もA3も難しい(大きなミスがでやすい)ところは駈足区間な気がしますが、障害をやっていたおかげでそれほど苦もなくできるようになりました

 

・障害はしばらくサボったせいか、猛練習を積んだ3年目のときに比べ、明らかに実力が落ちています

・繰り返しになりますが、障害競技というのは、ばーっと走ってだっと飛び、ただ飛んでやったぜ、でよいわけではなく、どのコースをどれくらいのスピードで走るかがすごく重要になります

・障害はずっと続けていたときは、障害までの距離感、スピード感、を感覚的につかみ、障害まで5歩くらいになったらあと5歩くらい!ということが理解できることが多かったです

・これくらいの感覚・間隔であれば、障害までの距離も少しはあるので、5歩のところを6歩で行きたかったら調整してやるということができていました

・それに比べ、 このときは残り2~3歩までいかないと馬があと3歩でとぶ!といった確信が得られず、障害まであと3歩の距離は調節するには短すぎました

・障害(馬術)というのは加速度計もスピードメーターもないのに、それを感じ取り調節しないといけない、すごく直感的なものなのだと強く実感します

・あらゆるものを数値化する現代においてこのアナログさは魅力のひとつかもしれません

・結局、競技会までの少ない練習期間では感覚的なものは戻ってきませんでしたが、それでもメダル圏内に入れたのはよい思い出です(障害140鞍)

 

今日のうまのる!

 

・障害の練習は馬場の練習にもなり、その逆もしかり

どれくらいで何ができるようになるのか2 ~2級ライセンスまで~

~3年目冬~春(~200鞍)→ハミ受けの感覚を感じる

・ハミ受けとはなんぞや?の状態だったのが、徐々に理解しつつあった段階です

・それまでは頭が下がっている状態とハミを受けている状態の差がわかりませんでした

・レッスンの中で運がよいと少しいい状態が続く、というレベルでした

・上達を感じるもののはじめての駈足のように分かりやすい上達もなく、うまくなっても面白くはならないなと、よく思っていました

 

~3年目春~夏(~310鞍)→本気を出す、競技会にも参加

・半年は本気でやってみようと思い立った時期で、障害3級を目指して練習をはじめました

・これまでは月に6鞍強というのをコンスタントに続けてきたのですが、毎週通い、月に20~30鞍くらい乗ってました(4~5倍ですね)

 

・「乗馬」では安全に綺麗に乗れていたら後はなんとなくでよかったのですが、「馬術」では自分と馬をよい状態に作りこんでいかないといけません

・マンツーマンレッスンも取り入れながら練習をしましたが、厳しい指導に心がおれ、レッスン後、ベンチの上で三角すわりをして方針していた記憶があります(笑)

 

 ・競技会に出るために長靴(しかもオーダーメード!)も購入!

・初めての競技会(障害60cm、80cm)は馬場でのレッスンが180鞍、障害が60鞍くらいのところでした

・正直ちょっと速かったかなと思います

・障害では決められたコースを障害バーを落とさずに早くゴールしないといけないのですが、そのスピードアップ量に対して馬を御す技術が足りておらず、ひやりとすることもありました

 

~3年目秋(~360鞍)→2級ライセンス、障害3級ライセンス取得

・これまでは、馬がちゃんということを聞いてくれるだろうか、うまくできるだろうかなどと、始めての海外旅行のようなちょっとした不安を感じていたのですが、このころにはそれもなくなっていました

・競技会にも出場し、初めての表彰台も体験

 

・障害ではスピードの制御が、もっと具体的には馬の歩幅の制御が重要となります。(たぶん)今まで5歩で進んでいた距離を6歩にするようスピード制御を、駈足の1~2拍の間のうちの変化させなければなりません

 ・その練習をしているうちに駈足部分が磨かれたと思います

 

・障害レッスンの先生の指導は厳しいので馬場2級のレッスンに逃げたりしました(笑)

・障害レッスンをメインにつめてきましたが、馬を制御するという点においては馬場に応用できるところは十分にあり、2級の試験課目(A2と呼ばれる)は数回のレッスンでまぁ大丈夫だろうというレベルになりました

 

・細かい話になってしまいましたが、馬場と障害を平行して進めるというのは上達にいい影響を与えるな、と思いました

 

・馬場2級、障害3級のライセンスを同時に取得しました

・練習鞍数は馬場のレッスンが240鞍、障害が110鞍でした

・感覚的には、障害3級はこれくらいの練習量が必要でしたが、馬場は200鞍くらいでもライセンスをとろうと思えばとれるかないう感じです。

 

今日のうまのる!

 

・本気でやってよかった

 

どれくらいで何ができるようになるのか1 ~3級ライセンスまで~

どうやって成長する?

 

 乗馬を始めてしばらくは、自分はいまどれくらいの位置にいるのだろう、あとどれくらい続けたらうまくなるのだろう、と思っていました。

 

 

運よく、最初の頃からのった数(1回1時間ほどの練習を1鞍と数えます)をある程度メモしていたので、その経過を書きます。

 

ライセンス取得までの鞍数

 10鞍(3日)/5級

180鞍(2日)/3級

350鞍(3年)/馬場2級、障害3級

440鞍(4年)/馬場1級

 

鞍数はライセンス取得時点での鞍数です。()内の数字は初めてからどれくらいの時間がたったか、です。

 

小さな競技会で表彰台をとれるくらいの実力をつけてからライセンスを取っているのでたぶん取得にかかっている鞍数は多く、ライセンスをとるのはもう少し早くてよかったと思います。私の感覚だと月に10鞍くらい乗るとして、1~2年で3級、3~4年で馬場1級かなと思います。3級は200鞍近く乗っていますが、100鞍くらいがどうもひとつの目安のようです。

 

www.elmeaure-kobe.com

 

http://www.nasu-tf.com/joba/licence.html

 

4級はパスしましたが、コンスタントに乗って25~50鞍くらいが合格ラインだったでしょう。

 

余談ですが、練習の頻度や馬との愛称、指導者の方針やレベルにより、練習の進行度が大きく変わることはありえることです。同じ鞍数を乗っているのに自分はまだ・・・と落ち込む必要はありません。自分のほうが上達早いぜ!という方は大いに誇っていただければと思いますが(笑)

 

特にクラブの方針(会員のシステムだったり、安全性だったり、そのレベル帯にどれくらいの会員さんがいるか、とか)などで大きく左右されるような気がします。

 

4年間の到達点は馬場1級+障害3級

 

 2年目までをまず振り返る

 

 

0年目冬~春(10鞍)→なかったことになっている

・大手クラブにいって5級ライセンスを取る

・簡単に軽速歩できる人とできない人が最初から出ますね

・自分はできませんでした

・クラブを変わりましたが半年で10鞍とか・・・

 

 

~ 1年目冬(~25鞍)→基本的な図形と軽はや足など

・斜めに手前をかえるといった基本的な図形を覚えた

・最後のほうには駈足の練習に入りました

 

 

~1年目春~夏(~65鞍)→駈足が出ず挫折しそうになりました

・内にはいってしまって困ったり、踵をがんばって下げようとしたり

・駈足が出なくて苦労していたようです

・失敗してもチャレンジさせてくれるクラブでよかった・・・

・確か、適当に探しあてたウェブサイトの駈足のコツみたいなものを真似しようとしてから大スランプに陥りました

・やはりクラブの先生の言うことだけを聞くのがよいな、と思った記憶があります

・挫折的なものを味わうと、駈足が出せたときのうれしさは気持ちのよいものが!

 

 

~1年目秋(~100鞍)→駈足はクリア、障害を始める

・この頃には駈足が安定しつつあるようで、駈足でない・・・というコメントがなくなっていきました

・初心者も乗れる重めの馬に加え、軽めの馬にものせてもらえるようになりました

・80鞍に達することころには障害にも挑戦!

 

 

~2年目初夏(~135鞍)→姿勢を気にし始める

・あまり目新しい変化はありませんでしたが、この頃からきれいに乗れるコと乗れないコが分かれてきました

・ちっこい馬が苦手だった用に思います

・駈足が出せて満足、から手や足といった先端にまで注意がいくようになった時期です

・この頃にはハミ受けを意識した指導も受けていました(もちろん実らず)

・障害では60cmの障害をつかって誘導や障害姿勢の練習をしていました(障害だけだとトータル10鞍強)

 

 

~2年目冬(~180鞍)→3級ライセンス取った!

・馬ごとにこの子はここが苦手だから、得意だから、と分析するようになっています

・自分の姿勢から、馬との手綱をつかったコミュニケーションに注意がいくようになりました。

・あまり意識していませんが、こうやって書くと徐々に上達してる感がわかりますね。

・障害では80cmを使って練習していました(障害だけで30鞍くらい)

・180鞍が終わる頃に3級ライセンスを取得しました!

 

長くなったので分けます 

今日のうまのる!

3級ライセンス取得には丸2年かかりました。